好きなファッションブランドの話

fiction tokyoに魅せられ、こつこつ買い集めている。

 

fiction tokyoの好きなところは、LOOKを見ると毎度、素敵さに体温が上昇し、物欲が刺激され、買うために頑張ろうと思える。家に届き、封を開けるときわくわくする。包装のシールさえも愛おしい。着てみると、どのアイテムも形が綺麗で、スタイルがよく見える。女性らしさに毒っ気を少し足したようなデザインが多く、いつもより武装された気分になり背筋がしゃんとする。いい香りを纏いたくなる。しっかりめの、自分が好きなメイクを施したくなる。そして中身も強くなろうと思い、人に優しくしたくなる。心の機微は誰に気づかれていなくてもいい、全ては自分のためにしていることだと思える。そんなファッションブランドだ。

 

ブランドコンセプトは以下の通りらしい。

 

dressed not to kill any guys but to please one girl in the mirror. 『どんな女の子も自分に自信がなくて、そんな女の子がお洋服を纏うことによって、偽りであってもなりたい自分に、自分を好きな女の子に、自分に夢中になれる。 だれかに媚びるより自分の為のファッションを、FICTION TOKYOはご用意してたくさんの女の子をお待ちしております。』

 

 

本当にそのとおりだと思う。洋服を着るのはエゴだと聞いたことがある。人は、自分がどんな風に思われたいかを意識して洋服を選ぶ。fiction tokyoは、自信をくれる。緊張したり、弱気になったり、でも舐められたくないと思う場で着られる。しかも着心地への配慮が素晴らしく、自分自身はあくまで心地よくいられる。今、他にそんなブランドを知らない。